みなさんこんにちは。
今回は、マニアックな(水処理オタク?)微生物のお話です。
微生物って言われて何を連想しますか。
顕微鏡で見なければ見えない生き物、とか病原菌、細菌等いろいろ思い浮かびます。
ここでは、水処理に貢献または、阻害している微生物を紹介していきたいと思います。
水処理管理を行う上で、大切な指標はなんですか。
偉そうなことを言っていますが、かくいう私も管理をまかされた頃は、とにかくきれいな処理水が出ていれば良いと思っていました。
が、しかし、曝気時間、返送量、流調など調整しながらその施設の最適な処理条件を見つけて、設定し結果きれいな水が出たときはうれしかったです。
でも効率、分析的に見てこうしたから上手くいった、失敗したと言う事は言えますが水処理の本命、微生物のことは考えていませんでした。
でも、施設の状況報告など現在どう言う状況でどうすべきか、と報告書をまとめる上で必要不可欠な事が発生しました。
それは、誰が汚水、廃水をきれいにしているの?
そうです、私でも機械でも(薬品処理は除く)なく、基本は微生物です。
現況を顕微鏡でのぞき、観察することが最も改善の近道です。
前振りが長くなりましたが、私が撮影した微生物の写真を掲載し、どんな状況でこんな微生物が発生したか掲載していきます。

クマムシです。
小動物の分類です。
細菌類を捕食し、比較的処理水が良好な時に出現しますが、私の経験上これから汚泥が解体し世代交代が始まるかな(処理水は悪くなる可能性あり)と予想できます。
このような感じでお伝え出来ればと、思います。
では、また……阿部
posted by 札幌北営株式会社 at 17:49
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