こんにちは。
札幌北営です。
2016年もあと僅かとなっておりますが皆様、如何お過ごしでしょうか?
札幌北営の営業は12月28日までとなっております。
残り僅かも目一杯皆様のお手伝いをさせて頂きますので宜しくお願い致します。
今回はちょっと溶存酸素測定器具(以下 DO計)のお話をさせて頂きます。
皆様が浄化槽の管理においてご使用されていますDO計ですが
北海道に業登録をする際、《登録に必要な器具の内容等》に記載されている
溶存酸素測定器具の測定方法が変更になっておりますのでお知らせ致します。
内容としましては測定方法の基準となっているJIS規格に変更がありました。
このJIS規格の変更は平成28年3月22日に発表となっております。
新しいJIS規格に関しましては平成26年に発行されたISO17289:2014に整合したものとなり
従来の旧JIS規格対応のDO計に関しましては新JIS規格の値を求める為の換算が必要となります。
参考:JIS規格改正の説明資料
工場排水試験方法のJIS改正.pdf簡単に言いますと古いJIS規格のDO計は今の規格に合わせる為の計算が必要ですよって事です。
この事によりDO計を製造されている各メーカーさんよりアナウンスがされております。
東亜ディーケーケー株式会社
東亜DKK JIS K0102工場排水試験法 改正について.pdf笠原理化工業株式会社
笠原理化工業 DO飽和値変更のご案内.pdf飯島電子工業株式会社
http://www.iijima-e.co.jp/news/news_1608_1.pdf等々です。
各メーカーさんで現在、販売されている機器に関しましては各々新JIS対応がされております。
但し、販売時期によっては現行品であっても旧JISのプログラムのままの機器も御座いますので
弊社でご購入頂きました機器に付きましては新JISへのアップグレードを個別にて対応させて頂きます。
担当の営業までご相談下さい。
また今回の改正により今まで北海道(他の都府県は未確認)では認められていなかった蛍光式溶存酸素計が
新JISに採用されて為、業登録に必要な器具に認められました。
(2016.12.5 北海道環境生活部環境局循環型社会推進課へ確認済み)
で、蛍光式溶存酸素計(LDO)のご紹介です。
弊社で取り扱いの御座います 東亜ディーケーケー社製のHQ30d型となります。
一番の特徴は従来型で必要だったキャルブレーション(CAL)が必要ありません。
電源を入れて直ぐに使用できます。


冬の寒い中でも安定した測定が可能です。
DO計のご購入を検討中の方は選択肢の一つに入れてみては如何でしょうか?
では 佐藤でした。
posted by 札幌北営株式会社 at 19:23
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