みなさま,冬支度はできていますか?
今年は寒くなるのが早く11月なのにもう真っ白です。
晴れていても5〜6℃で,日が落ちれば0℃もしくは
マイナスの気温になっています。
冬の外作業は本当に寒くて「ツライ!」の一言です。
さて,今回はクーラント・不凍液の濃度管理についての豆知識です。
みなさま,クーラント原液を希釈せずに使用してはいませんか?
濃度が高いから凍結はしないだろうと思い込んではいませんか?
これは
大きな間違いなのです!!
実はクーラントは濃度60%で凍結温度-50℃となり最大効果を発揮します。
逆に濃度が濃い(60%以上)状態で使用すると凍結防止温度は上昇し,
濃度100%では-10℃で凍結してしまいます。
クーラントが凍結すると体積膨張により冷却系統の壁面を圧迫,
ホースバンドの隙間から漏洩などが起こりラジエーターやエンジン
の故障に繋がります。
フルードテスタ(屈折式濃度計)を用いて濃度管理を行うことで,
凍結温度と必要以上のクーラント使用,そして故障を防ぐことができます。
今期はクーラントと一緒にフルードテスタの購入はいかがでしょうか?
お求めは各担当にご連絡下さい。
※フルードテスタ

最後に希釈方法ですが,希釈水に対してクーラントを入れるのが良い方法です。
投入後は速やかに撹拌し均一にしましょう。

以上、武内でした。
posted by 札幌北営株式会社 at 13:24
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