今回は、MLSS計の校正です。
MLSSは,各施設の汚泥特性により違います。
より正確に測定するために、計測機器の校正が必要になります。
まず、測定対象の汚泥(曝気槽)をサンプルし、MLSSを測定します。
例えば、50ml採取して乾燥させます。乾燥後の物質の割合でMLSSが計算できます。
今回は、基準原液のMLSSは10,000mg/lです。
これを、2倍希釈し5,000mg/lさらに任意で希釈します。
この時に役立つ計算が、中学校で習った比例式です。みなさん、思い出してね。
1:2のとき、x:5は?です。
測定器の取説に従い、校正を進めより正確な数値を表示できるよう調整します。
地道な作業ですが、大変役に立ちます。
笠原理化工業製MLSSのより実践に適した校正方法です。
北営では、測定器の現状に適したフォローアップも承っています。
是非、各営業担当者までご相談ください。
ぁ阿部でした。